トランスファーワイズを使用した楽々低コストの国際送金(手順を説明)


皆さん、国際送金される際に、銀行手続きの煩雑さや想定以上のコスト負担に悩まされた経験は無いでしょうか?また、国際送金したいけれども、誰出来る簡単な方法でしたい、と思った事は無いでしょうか?

本記事ではトランスファーワイズというサービスを使用した楽々低コストの国際送金を、実例を交えて紹介したいと思います。国際送金でこのサービスを一度でも使用すれば、もう従来のやり方には戻れません!

トランスファーワイズってそもそも何?

トランスファーワイズウェブページから引用

トランスファーワイズはエストニア出身のTaavet HinrikusとKristo Kaarmannの2名が2010年に創業した、資金移動サービス会社になります。会社名がそのままサービス名にもなっています。トランスファーワイズの英語はTransferwiseでお金のTransferをWiseに、つまり、賢く楽に低コストでお金を(国際)送金できるサービスになります。

上記写真の2名が創業者ですが、カッコいいですね!

このサービスはその便利さから瞬く間に利用者を広げ、今ではヨーロッパのは各種メディアでも取り上げられており、今やヨーロッパを代表するユニコーン企業(創業してからの年数が浅く、企業価値評価額が10億ドル以上の未上場ベンチャー企業)の一つになっています。なんとあの三井物産やベンチャー投資企業のWorld Innovation Labも出資しています。

TechCrunchの記事参照

トランスファーワイズウェブページから引用

現在、世界で13の拠点、700万人の利用者があり、59か国の通貨に対応し、毎月6,000億円相当の送金量を扱っています。

また、トランスファーワイズは日本の資金決済法に基づき、関東財務局から登録を受けた資金移動者になりますので安心して利用できます。

さらに、現在は送金サービスのみならず、マルチカレンシーの口座サービス(オンライン口座)、デビットカードでの決済サービスも提供しています。

トランスファーワイズ「格安国際送金」のビジネスモデルは何がスゴい ...
ビジネス+ITの記事から引用

トランスファーワイズの国際送金のビジネスモデル及び仕組み以外にシンプルです。上図のように、Aさんが自身の海外口座、もしくは第三者の海外口座に送金したい場合、一旦送金元からトランスファーワイズの国内口座に送金すれば、後はトランスファーワイズが勝手に、トランスファーワイズがもつ海外口座からAさんの送金先に海外通貨で送金される、という仕組みです。

ポイントは、

  • トランスファーワイズが送金元と送金先の国に銀行口座を持っている事
  • 送金者はトランスファーワイズの送金元国の口座に送金するだけで良い
  • トランスファーワイズは国際送金を実際はしておらず、世界各国にある銀行口座を駆使して送金を実現している

ということなので、トランスファーワイズがマルチカレンシーのディーラーになっているイメージですね。このように実際に銀行の国際送金を介していないため手数料も非常に安くできるわけです。実際、下記のような比較も表示されており、この例だと1,000,000円をドル送金する場合、9,124ドルを送金先は受領できるが、SMBCや新生銀行等の銀行国際送金を利用した場合は9,124ドルや9,120ドルしか受領できません。


マレーシアから日本への送金の実例

では、ここから私が実際に行っているトランスファーワイズを利用したマレーシアから日本への送金を手順を追って図示で説明していきます。

大前提として、トランスファーワイズの会員登録が完了しログインできる状態を想定しています。もしまだ会員登録がまだの場合はウェブページで登録を完了させてください。

ログインをするとこのアクティビティ画面になります。ここには過去の送金履歴や送金ステータスが表示されています。マルチカレンシー口座やデビットカードを利用している方は左のメニューでその残高や利用履歴を確認する事もできます。今回は送金したいので緑の”Send money”をクリックします。

すると、送金通貨、受領通貨、送金額を入力する画面にうつります。今回送金するのはマレーシアの通貨リンギット、受領するのは日本円なので、マレーシアリンギットと日本円にそれぞれ通貨指定した上でマレーシアリンギットの金額を入力します。上記例では10,000リンギットを入力しました。そうすると自動的に最終的に受け取れる日本円金額が計算され表示されます。これを確認後右下の”Continue”をクリックします。

続いて、最終送金先を指定します。通常、会員登録する際には、利用者自身の国内銀行口座及び海外銀行口座の情報登録をしますので、自分自身での海外送金の場合は自動的に送金先口座が一番上に表示されています(”Myself”となっている上のボックス)。自身ではなく第三者への海外送金の場合は黒矢印の下の”Someone else”を選択し、相手先銀行口座情報を入力する事になります。今回は自分自身への送金なので、一番上のボックスをクリック。

すると、レビュー画面にうつります。ここでは送金額、着金予定額(別通貨)、着金予定日、手数料、送金先銀行口座情報等、今回の送金に関する全体の情報が表示されます。ここでしっかり各情報が正しい事を確認してください。金額に0が一個多くないか(少なくないか)、送金先銀行口座情報が間違っていないか、等。問題なければ下の”Confirm and continue”をクリックします。

トランスファーワイズへの支払い方法の選択画面にうつります。会員登録した際の利用者自身の送金元銀行口座を利用するので左上のチェックボックスにチェックを入れ、右下の”Continue to payment”をクリックします。ここでも内容をレビューできますので、二重確認という意味でも是非チェックしてください。

これでトランスファーワイズは送金者からのトランスファーワイズへの入金待ちの状態になります。ここでは通所一旦トランスファーワイズの画面はそのままにして、銀行のポータルサイトからトランスファーワイズの口座への送金手続きを行います。これは使用する銀行によって画面も方法も異なりますので割愛します。銀行からトランスファーワイズへ送金が完了すれば上記の”I’ve made my bank transfer”をクリックします。

最後に自動的にアクティビティ画面に戻りますので、たった今実行した送金のステータスを確認する事ができます。私のこの事例だと、まだ私のマレーシアの銀行からトランスファーワイズのマレーシアの銀行に送金が完了していない状態です。土曜日に行ったのが原因ですが、平日ならばトランスファーワイズへの入金はすぐに完了するはずです。トランスファーワイズは入金が確認でき次第(確認は数時間とものすごく早い)、海外にあるトランスファーワイズの口座から送金先の口座に海外の通貨で送金する事になります。

個人的な経験からすると、基本的に平日午前中に上記手続きを行えば、当日の内に海外にある送金先に着金が可能です!

どうでしょうか?意外に簡単!と思っていただけたのではないでしょうか?まだ利用されていない方は是非この機会に利用してみてください!


  • Kufong
  • 上海生まれ、日本育ち、米国留学、マレーシア駐在を経て、現在妻と一人娘と一緒に東京で楽しく生活。不動産、資産運用、グルメ、旅行が大好き。金融工学修士修了、CFA (Chartered Financial Analyst)。