Kuriya(厨):五感で味わう本格的な高級日本料理

クアラルンプールには近年様々な日本食レストランが開業しているが、中でも現地にいる日本人、ローカルマレーシア人の両者が足繁く通う、おしゃれな本格的高級日本料理レストランであるKuriya(厨)を紹介したい。『厨』とは、上流階級の家の中にある、お客様を接待するための食事を作るキッチンを意味する。 舌の肥えた日本人にもきっと満足いただけるお店だと思う。

運営会社とマスターシェフ

クアラルンプール店の中川敬裕マスターシェ

Kuriya(厨)の運営会社はRE&Sというフードサービス会社になる。RE&Sは1988年に大阪で多田羅博氏によって創設され、シンガポールに日本のライフスタイルの一片を持ち込んだ。RE&Sのビジネスが拡張するにつれ、厨(Kuriya)新ばしそばくいしんぼういちばんぼし、などのブランドが生まれ、シンガポールでもそれらのブランドは定着していった。RE&Sは自社で食品生産も行い、かつ配達機能も持つようになったため、鮮度が高く、クオリティの高い食材を自社の各ブランドの飲食店に効率良く配送できる強みがある。

マレーシアのクアラルンプールにおいては今回紹介するKuriya(厨)が大変人気だ。クアラルンプール店の料理長は日本人の中川敬裕氏で、伝統的な日本料理に加え、洋風なアレンジをしたフュージョン料理も提供してくれる。豊富な経験のある日本人が料理長なのでクオリティは保証できる。






場所(ロケーション)

まずは、場所だが、上の地図の通り、Bangsar Shopping Centerの3階にテナントとして入っている。Bangsar Shopping CenterはKL中心部から車で15-20分程の距離にあり、欧米の駐在員、日本人、ローカルの富裕層が住むエリアにある。このBangsar Shopping Centerの他に近くには有名なBangsar Villageもあり、買い物客で賑わっている。とはいえBangsar Shopping Centerはクアラルンプール中心部の旅行者向け巨大ショッピングモールとは違って、コンパクトにまとまっており、かつ旅行者でごった返すような事も無く、よりリラックスした優雅なショッピング体験を楽しむ事ができるのが特徴だと言える。

外観・店内

Kuriya(厨)の外観

外観はこのようになっている。美濃菊の樽が良い和の雰囲気を醸し出している。見て分かる通り、壁が無く、ショッピングモールの通路と自然な形と色調で導線が確保されており、ショッピングモールとの一体感がある。真ん中に見えるのは蕎麦打ち場。こちらのレストランでは手打ち蕎麦を提供してくれるのだ!これはなかなかクアラルンプールでは無い貴重な要素と言える。

Kuriya(厨)のロゴ

店前には大きな文字で厨 – Kuriyaとロゴが出されている。さきほどショッピングモールの通路との間に壁は無いと言ったが、奥に進めば御覧のようについたてで仕切られている空間もある。上手くテラス席のような空間とよりプライベート感のある空間を混ぜた店舗設計になっている。

蕎麦打ち場

改めて、蕎麦打ち場の前で一枚。訪れた際は残念ながらリアルタイムでの蕎麦打ちは行われていなかったが、店員に確認すると、実際この場所で蕎麦粉を使って蕎麦を打って料理として提供しているとのこと。マレーシアではなかなか本物の蕎麦に巡り合う事は無い。なんちゃって日本料理屋の蕎麦を頼んでも正直がっかりする事が多い。そんな中、本物の蕎麦料理を提供してくれるKuriyaはとても貴重だ。蕎麦愛好家にはマストなレストランだろう。

料理

新鮮な魚介類

カウンターでまず目につくのが鮮魚の数々。魚介類を使用した様々な料理が楽しめ、オーダーすればここにある魚をとってさばいてくれる。魚をさばく様子もカウンター席なら眺める事ができる。

人気料理:サーモンづくし

これは人気料理の一つであるサーモンづくし。サーモンは魚の中でも比較的価格は安く提供できるため、一般的に外国人、ローカル客問わず、サーモンを食する方は多い。それならばと色々なサーモンの食べ方を楽しんでもらいたい、という思いで創作した料理だ。見た目、楽しさ、味、値段、すべてが満足できる一品!

白子、生牡蠣、馬刺し

さらに、白子のポン酢、馬刺し、生牡蠣、といった珍味も楽しむ事ができる。このような料理をすべて揃えている店はクアラルンプールにはほとんど無いのではないだろうか?(生牡蠣はあるが馬刺しは初めて)。Kuriya(厨)に来たら是非これらを頼んでみてもらいたい。

キッズセット

そしてこちらのキッズセット!。飛行機の入れ物にこんなにたくさんの種類のものがつまって出てくる。子供は大喜びだ!うどんもついているから非常に小さい歳のお子様も食べる事ができる。こういったサービスはささやかながら家族連れにはとても嬉しい。

最後に、今回はKuriya(厨)で提供される料理のほんの一部のみを紹介したが、実際はまだまだたくさんある。是非ご自身で足を運んで確かめて欲しい。蕎麦の写真が残念ながらなかったが、ものすごく美味しい!蕎麦だけのためにこちらに来ることもおすすめできる。とにかく本格的で美味しい日本料理を楽しみたければKuriya(厨)で決まりだ!

  • Kufong
  • 上海生まれ、日本育ち、米国留学、そしてマレーシア移住。妻と一人娘と一緒にクアラルンプールで仕事をしながら楽しく生活。資産運用、レストラン巡り、旅行、そしてマレーシアが大好き。金融工学修士修了、CFA (Chartered Financial Analyst)。