マレーシアで一番人気の火鍋レストランHaidilao(海底捞火鍋)@パビリオンモール

オープンしたてのHaidilao Hot Pot(海底捞火鍋)@パビリオンモールに早速行って来たのでそのレポートをしたいと思う。マレーシアで今一番人気の火鍋レストランなので是非皆さんも足を運ばれてみてはどうだろうか。

Haidilao(海底捞火鍋)とは

まず、そもそもHaidilao(海底捞火鍋)とは何か、について。Haidilaoは中国本土の火鍋レストランチェーンのブランドだ。元々は中国の四川地方で麻辣スープを小売りしていた小さな店だったが、四川出身のZhang Yong氏がメニューや出店を拡大する事で今の火鍋チェーン店の基礎を築いた。運営会社名はHaidilao International Holding Ltd( 海底撈國際控股有限公司 )であり、1994年に設立されZhang Yong氏がCEOとなっている。2018年に香港証券取引所で上場し、現在は総従業員50,000名超、グローバルで300店舗以上を展開。多数の中国国内店舗の他、海外ではシンガポールで11店、米国で8店、韓国で6店、日本で4店、そして直近ではマレーシアに2019年に進出し、サンウェイピラミッド店とパビリオンモール店の2つをオープンしたばかりだ。勢いは凄まじく、海外進出はまだまだ続きそうだ。

Haidilaoコーポレートウェブサイト

HaidilaoマレーシアFacebookページ

CEOのZhang Yong氏

場所(ロケーション)と入店システム

マレーシアではサンウェイピラミッドとパビリオンモールの2か所に店舗がある。2019年5月にオープンしたての新しい店舗だ。今回訪れたのはパビリオンモールなので、その店舗の詳細について。まず、パビリオンモールは問題無いと思う。クアラルンプールで一番有名なショッピングモールだからだ。ブキビンタンというショッピングストリートにあり、ローカル、旅行者、長期滞在者問わず、ほぼ間違いなくマレーシアに行く人は全員が訪れる場所だと思う。なのでパビリオンモールの地図については割愛する。

Haidilaoの店舗のこのパビリオンモールの中でもパビリオンエリートというアネックス館の10階にある。コンコースを入り、左手にエレベーターがあるのでそこで10階まで行けば大丈夫だ。決してパビリオンモール本体では無いので注意しよう。Pavillion Eliteの10階にはHaidilaoしかテナントが無い

Haidilao整理券のための行列@Pavillion Elite 10階

パビリオンエリートの10階に着くと御覧の通り長蛇の列が見える。訪れたのは日曜日の午前10時30分頃。普通この時間帯はマレーシア人はまだ外出せずに家でゴロゴロしているため、ショッピングモールはかなり空いている。しかしHaidilaoは違う。もう人気すぎてこの時間帯から既に人がいるのだ。ちなみにこの行列は整理券を取るための行列になる。30分ぐらい待っただろうか、やっと整理券を入手!

整理券

A58という番号と人数、そしてリアルタイムで順番を表示するオンラインアプリへとつながるQRコードがついている。店の前に現在案内中の番号が例えばA5といった形で表示されるので58-5=53番目という事は計算できるが、これだと常に店の前に居る必要があるので不便だ。どうせ待つならパビリオンモールでショッピングやコーヒーを飲みながら待つ方が良いに決まっている。QRコードを携帯で読むとこのような画面に。便利なシステムだ。

番表示のアプリ

上の画面は整理券を受け取ってからさらに30分ほど経ったもの。Positionの箇所に23と記載があるので22組は前にいて23番目の案内ですよ、という事になる。整理券取った直後は50組ほど前にいたので30分で25組ほどはけた形だ。ショッピングモールで楽しく買い物しながら待つと意外に長く感じない。順番が近くなったのでHaidilaoの店前に再度向かった。

店内と料理

店内の様子

上記は店内に案内された際に撮った写真だ。落ち着いた色調で明るい雰囲気である。店内は満席で、10階すべてのスペースを使用しているのでとても広く上記はほんの一部の空間に過ぎない。

タレや薬味など

Haidilaoの特徴はなんといってもこのタレと薬味の種類の多さだろう。タレだけで10種類以上あり、ミックス前提なので組み合わせパターンは限りなく多い。試しに色々違う種類を混ぜて自分のお気に入りのものを探す事ができる。火鍋はずっと食べていると飽きてくるので、タレの組み合わせが多いと味を変える事ができ、飽き防止にも役立つ。薬味も豊富だ。ネギ、ニンニク、パクチーなどなどなんでも揃っている。ニンニクははまりがちになるし、その後の口臭の問題もあるので要注意だ。でもやはりニンニクにはどうしてもいってしまう。。。

スープと具材

タッチパネル式でオーダーする形式だが、難しければ店員に口頭で伝えてオーダーしてもらう事も可能だ。スープは10種類ほどの中から1~4種類選ぶ事ができる。四川オリジナル麻辣スープをオーダーしようと思ったが残念ながら人気のスープは売り切れていた。開店間もないからか、オペレーション上のスムーズさやスープ在庫のマネジメントがまだ十分ではないように思う。

味は、正直中の上といったレベルだろう。正直他の高級ホテルの中華レストランでオーダーした火鍋の方が美味しいのは否めない。具材もそれほど新鮮ではないように感じられた。また、シンガポールや上海のHaidilaoも訪れた事があるが、それらの店舗よりも少し味が落ちているように感じる。直営のはずなので違うはそれほど無いはずだが気のせいだろうか。しかしながら、やはり価格も考慮したコスパという点では満足度は非常に高い。カジュアルにお腹いっぱい中の上のクオリティの火鍋といったらやはりHaidilaoだろう。

麺のパフォーマンス

そして、Haidilaoと言えばこの麺のパフォーマンス。麺をオーダーしたテーブル一つ一つにスタッフがパフォーマンスをして回る。衛生上大丈夫かという疑問はあるにせよ、鍋に入れて熱を通すし多めに見るべきだろう。シンガポール店ではこの面が刀削麺になっていて、職人が刀削麺に切ってもらったがマレーシアでは普通の太麺(きしめんの厚みをもう少しつけた感じ)だった。ちょっと残念だったが仕方ない。刀削麺はやはり職人の育成が必要なのだろう。ゆくゆくオペレーションが落ち着いたら是非提供して欲しい。

以上、肉、豆腐、野菜、餃子、フィッシュボール、麺等かなり多く頼んで大人二人でたったの180リンギット(約4,500円)だった。改めてコスパは大変良いように思う。結論としては、上海本店やシンガポール店ほどオペレーションがまだ確立されておらず、刀削麺も無く、味も少し落ちているように感じる。一方、大人2人で5,000円いかないレベルで本当にお腹いっぱいそれなりのクオリティの火鍋を楽しむ事ができるのでやはりおすすめだ。特に大人数で是非試して欲しい。

  • Kufong
  • 上海生まれ、日本育ち、米国留学、そしてマレーシア移住。妻と一人娘と一緒にクアラルンプールで仕事をしながら楽しく生活。資産運用、レストラン巡り、旅行、そしてマレーシアが大好き。金融工学修士修了、CFA (Chartered Financial Analyst)。